愛知杯【直前関係者情報】をお伝えします。
1 サヴォワールエメ
いわゆるピンパータイプ。前々走のラジオNIKKEI賞は、スタートで出遅れ、また不良馬場も災いし、理想とするポジションで競馬をすることができなかった。
3走前の白百合Sは、ハナに立ちスローの流れに持ち込むもゴール前で後続に捕まり5着。
前走のように目標を前に置いて2番手で追走し、ゴール前で抜け出すイメージの競馬ができれば期待値は上がるのだが。
2 センテリュオ
母はアドマイヤキラメキの超良血馬。芝2000mは6戦中3勝2着1回の連対率66.7%。
これはメンバー中トップ。しかし重賞では、エリザベス女王杯の4着が最高着順で、まだ連対すら無い。
2000m戦の新潟記念でも勝ち馬に離されての7着という結果。
こういうタイプが重賞で好走するにはハンデの助けが必要になってくる。しかし今回の55Kは決して楽ではない。
3 レイホーロマンス
明けて7歳。地方の4戦を含め全33戦の実績を誇る。ここ2戦は3000mを超える距離に挑戦しきっちりと賞金を確保した。
芝2000mは12戦中1勝2連対。芝2200mは4戦中1勝2連対。
昨年の愛知杯はコンマ5秒差の7着で、次走の中山牝馬Sではコンマ2秒差の8着。
着順ほど大負けはしていないが、競り負けが多くなってきたことも事実。
4 モルフェオルフェ
芝1600mで3勝、1200mで1勝の実績をもち、芝2000mは今回は初めてとなる。
一昨年の秋から昨年の春にかけて状態を崩し、立て直すのに時間を要したが、昨夏に復調するとみるみると上昇。
連勝してオープン入りを果たした。気性も良くなり距離に融通が利くようになったことも大きい。
しかし芝2000mの重賞となると話は別。
5 デンコウアンジュ
前走のターコイズSは、結果は6着ながら、3着とのタイム差はゼロ。
逃げ先行馬が連対した状況下において、追い込んでのこの着順は非常に立派だ。
とはいえ、芝2000mは2戦して連対なし。1800mで2勝していることから、本馬の距離適性は1800mまでということになる。
さらに小倉は今回が初で不利な状況。それでいてハンデ56Kはかなり見込まれた感がある。
6 アルメリアブルーム
重賞初挑戦となった前走のエリザベス女王杯では13番人気の低評価。
レースで
は後方に待機し直線勝負に賭ける。ドスローの流れから上がり3F3位タイの末脚で追い込むも結果は8着と見せ場を作ることができなかった。
今回は適鞍。小倉でも好走実績があり、ハンデ53Kということも含めてベストの条件となる。
7 アロハリリー
昨夏は小倉で2連勝し、臨んだ秋の福島記念で大敗。14番の不利な枠順から押っ付けて2番手に取り付いた。
想定以上にペースが速くなったため本馬にとっては苦しい競馬となった。
3コーナー過ぎから動き出す福島の展開に合わせられなかったということも敗因の一つ。
今回は場所を変えて小倉。5戦3勝の好相性コースだ。
8 パッシングスルー
前走の秋華賞ではトライアルを勝ち上がって穴人気するも10着に敗戦。
外枠から積極的に仕掛けていったが、少しバランスを崩した(戸崎騎手談)ところがあり、それが最後まで足を引っ張ったようだ。
ここ3戦手綱をとった戸崎騎手が「牝馬にしてはパワーがある」と話していることからも、キレよりもタフな馬場向きということが伺える。
9 リリックドラマ
27戦中18戦が逃げの競馬。4コーナー通過順位が1位のときの連対率は50%を超える。
重賞は過去に2戦しともに二桁着順だった。すでに6歳でここから大きな成長も見込めない。
強いて見所をあげるなら、時計が掛かる馬場状態になったとき。
稍重での連対率は80%となり、重馬場を含めた3着内率は83%にもなる。
10 ランドネ
昨年の愛知杯で3着してから掲示板にも載れず苦境にあえいでいるが、決して状態は悪くなっていない。
芝1800〜2000mの成績は13戦中3勝4連対。デビュー以来ほぼこの距離区間で実績を残してきた。
前走の中日新聞杯でも、差し追い込みが有利な状況を逃げて6着に粘った。ここは勝負すべきシチュエーションだ。
11 ウインシャトレーヌ
芝2000mはデビュー4戦目で経験し、12着の大敗を喫してている。それ以降はマイルを中心に使われてきた。
1600mは【1・6・0・3】、1800mは【3・0・2・2】という実績。
実績の無い2000m戦で馬券に絡もうと思えば、3走前のように先行して早々に先頭に立つ作戦で積極的に出て行く必要があるだろう。
12 カレンシリエージョ
小倉は2戦2勝の好相性コース。
昨年の夏に3勝クラスに昇級し、格上の福島牝馬Sに出走するも結果を残せず、それ以降は自己条件でも好走の糸口をつかめずにいる。
しかしさすがはノーザンファームの育成馬だ。状態は決して悪くはない。
今回のハンデは過去最軽量の49K。前走の太目が解消され、走る気持ちを引き出すことができれば。
13 レッドランディーニ
実質3勝クラスの身だが、昨年はマーメイドSで2着に好走したことで賞金を加算しオープン馬となった。
芝2000mは3戦して1勝2連対と良績。
中京は初となるが、東京と新潟で3戦2連対の実績があることから、左回りに不安がなく、53Kの斤量では馬券圏内を外していない好材料もある。
今週の坂路追いでは好調ぶりを披露した。
14 フェアリーポルカ
芝2000mの実績は、若駒S(3歳OP)の3着、フローラSで0.1秒差の5着、紫苑Sでタイム差なしの2着。
秋華賞の凡走の原因は、オークスでもそうだったように、純粋にG1の速い流れに対応できなかったこと。
G1では現状は力及ばずだが、ハンデG3なら実績的にも十分通用するはず。
15 ポンデザール
半兄はサトノクラウン。3勝クラスを飛び越して、未勝利から4連勝でオープン勝ちし、初の重賞挑戦が前走のエリザベス女王杯。
環境に慣れていなかったせいか、パドックでは入れ込みがきつく、レースで本来の力を発揮できなかったようだ。
ハンデ54Kは少し見込まれた感。また、初めてとなる2000mの流れに対応できるかどうか。
16 サラキア
重賞で2着2回の実績を誇る。
ハナに立てば安定感がアップ。元々32秒台の上がりを使える馬であり、逃げても33秒フラットの脚が使えるのは他馬にとっては脅威。
もっとも、古馬になってからは逃げ以外で好走していないのは不安材料でもある。
いつでもハナに立てるわけではないことに注意する必要があるだろう。
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