ジョッキーがよくマスコミによく、枠順の不利や有利を語ることがあります。
枠順の不利ってあるんですよね。
「外からかぶされると気の悪さを出すので、できれば外枠がいい」
など希望の枠を言うジョッキーがいます。
このような条件付きな馬は買わない方がいいでしょう。
気性の悪さで枠にこだわるなら軽視です。
ここでは、ジョッキーが考える枠順の有利、不利をまとめました。
枠順が馬券に与える影響について確認してみましょう。
枠順の有利と不利
芝の内目の馬場が荒れていて内枠を引いたときは不利。
特に短距離戦では顕著に表れます。スタートして外に出すことができないので、馬場の悪いところを走らざるを得なくなります。
直線でうまく外の出せたとしてもそれまでの消耗が痛い。
逃げ馬で内枠を引いたときは不利。
内枠有利と見ている人は多いですが、ジョッキーにとっては逆にプレッシャーになる。
また内枠の逃げ馬は、外枠のジョッキーに目の敵にされマークされる。
逃げ馬の外枠は有利。
内に逃げ馬がいなければ簡単に逃げられる。
仮に逃げ馬がいたとしても、その馬をマークしながらレースができる。
差し・追い込み馬の内枠は不利
内でもまれてレースをさせてくれないことがある。
直線で外に出すタイミングも難しくなる。
馬場差がないなら真ん中の枠が一番有利
それぞれのジョッキーの出方がわかるから。
牝馬は内枠有利
牝馬は基本的にもまれることに弱い。
折り合いに難ある馬は外枠が有利。
まとめ
枠順に、有利、不利はあるものの上位騎手にはそれほど、こだわりはありません。
レースはスタートしてみないとわからない。
枠以上に、馬の気性や馬場差が結果を大きく作用します。
つまり、枠を気にして馬券を考えるよりも、気性や馬場状態をしっかり把握することが競馬に勝つことです。